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2006年12月24日

硫黄島からの手紙

よかった。

硫黄島を題材にした時点で、よく、
さらに、ドラマとしての味付け加減が、よく、
戦闘シーンもよく、
渡辺謙がよかった。

日米双方どちらに肩入れすることなく、人間のよさや、
弱さ、愚かさを扱っている点も、すっごくよかった。

渡辺謙の淡々として自然な演技には、
極限状況における、任務遂行の葛藤(愛する家族を守るために
命をかけるのだけど、愛する家族ゆえに命を惜しむ)
について深く考えさせられた。

栗林中将と、部下との確執は、あらゆる組織において
古今東西普遍におこるものであろう。

栗林中将は、
自分に与えられた任務を理解し、
その任務をとげるのに必要な能力を持ち、
信念を持ってやりとげた、ということにつきる。

理解できない(あるいはしない)ゆえに、
任務遂行に必要な能力がなきゆえに、
そして、心弱きゆえに、
この映画の中の、中村獅童みたいになる
人間は実に多い。(くわしくは映画をみてくださいませ。。)

というより、人生の場面において、そうならなかった
人のほうが少ないのではないかと思う。
(私もしょっちゅうなっている。。。)

結果に対して性急になることは、一見勇ましいし、
後先考えず突撃する、自決する、
っていうほうが、男としての生き様だといわれた場合、
そっちに流れるのが圧倒的多数だと思う。
それは、ある種の自暴自棄との裏返しである。

ましてや、戦争、ましてや圧倒的に不利という
極限状況の中で、一日でも長く防衛するという、
どっちにしても最終的には敗北が待っているという
任務を遂行することは本当に難しい。

それをやりとげた、栗林中将は、能力と品格を兼備した器量人であったのだろう。

能力と品格を兼備した器量人が権力を行使すれば、
そもそも硫黄島のような戦いになることはない。

皮肉なことに、権力の中枢は、悪貨が良貨を駆逐するがごとく、
かえって能力と品格ゆえに到達が難しくなるという性質をもっている。

能力と品格ある器量人を権力者としてもてた社会や組織は幸福なのだろう。


この映画で初めて知ったのが、西中佐。

伊原剛志の演じる西中佐は、かっこよかった。
そもそも、軍服からして、一人だけサスペンダー、
襟を立てた上、絞りのはいったシャツ、スリムなパンツスタイル。
めちゃくちゃかっこよかった。

その生き様、死に様ともにまさに、男の中の男である。
女蕩しだったのも、さもありなん。

映画化にあたっての脚色かとおもいきや、
本当にかっこいい男だったようだ。。。

きっと陸軍の中では、嫌われていたのだろう。
最前線の硫黄島に配属されてしまうあたり、男の嫉妬は恐ろしい。

二宮和成の演じる兵隊さんは、
言葉遣いや話し方、表情が今風すぎて、若干違和感があった。
もうすこし、普通の役者さんでもよかったんじゃないかなあと思ったり。。。


この映画みていて、ほんとうに自分の伝えたいメッセージは、
力を持ってからつたえなくちゃいけないんだなあ、と強く思った。

クリント・イーストウッドやスピルバーグだからこそ、
自分の伝えたいメッセージを、より多くの人に伝えることが出来る。

追伸:どんな理由であれ、わんわんをいじめるやつは最低だ。
あの憲兵め。。

ジョーズやETや、ダーティーハリーをつくる中、きっとそのつどそのつど
つくりたいものだっただろうし、挑戦があって、作る喜びはあったのだと思う。

でも、本当につくりたいもの、本当につたえたいものっていうのは
ずっと持ち続けていて、それを問うタイミングをうかがっていたような
気がしてならない。

そうして、今本当にメッセージ性の強い作品を、その獲得してきた
力によって、作り出すことが出き、より多くの人につたえることができる。

もちろん、力がなくても、自分のメッセージを伝えるのは可能だし、
場合によっては多くの人に伝わることもあるだろう。

でも、確実に意図を反映するには、力を持たなくてはならないってすごく思う。
毎日毎日挑戦しようと改めて意を強くしました。。。

というわけで、夜中みて朝方書いているのでまとまりのないエントリーだけど、
ブログだから、OK!

父親たちの星条旗も見に行こう、と思いました。


2006年12月06日

【人材募集 第1弾】クリエイティブな人材、急募! 

さて、本日は人材募集のお知らせです。

人材急募シリーズ、第一弾です。(今後大々的にやっていきます。)
絵のかけるクリエイター望む!です。

いま、社内で、新型ゲームプロジェクト project:Lを始動しております。
コンセプトは固まりつつあるんですが、そのコンセプトを絵として実現してくれる
センスあるCGクリエイターを急募しています。

作るもの

・3Dで作るゲームです。そのプロトタイプをまずつくろうとおもっています。
絵でいうと、デッサン的なものをつくります。
・ジャンルは秘密。(おもしろい!と思う)
・対象プラットフォームは、PC、コンシューマ機(PSP,DS,Wii,その他) 同じ世界観のもと、
マルチに展開していきます。ゲームにとどまらない展開を考えています。

■求めるスキル

・オリジナルのものをつくろうとする意欲と、つくれるであろうセンス
・チームワークに支障ないコミュニケーション能力
・Maya6.5が使えること または、3dsMax8.0がつかえること(Mayaのほうが望ましいけど、クリエイティブ能力優先です。) モデルもモーションもテクスチャも、場合によっては2Dも。つまり一人である程度なんでもできること。(少人数チームゆえ)
・経験はそんなに問いません。あればいいです。経験よりも、インスピレーションです。(「紅の豚」マルコの科白より。。)


■働き方イメージ

・ディレクター1人、アシスタントディレクター1人、プログラマ1人、2DCG 1人がいる
チームにクリエイターとして参加し、少人数かつフラットなチームで仕事を進めます。
・あなたは、新型プロジェクトにつき、ディレクターから「動物の森っぽいかんじで」とか
「もっとコミカルアニメさせて」とか「ここはもっとかっこよくつくって」とかいわれて、「こんな感じでどうでしょう」「うーん、いいね、ここ、もうちょっとなおして」あるいは、「昨日おもいついてこんなの作りましたけど」とアイデアをもってきて、「おお、これはいい。採用!」というふうに進んでいきます。
ちなみに、既存メンバーはみな若くて優秀な人たちです。
・わーわーいいながら、あるときは深夜の焼肉屋で、あるときはラクーアで、あるときは
箱根で温泉につかりながら、ああでもないこーでもないと作っていきます。
(少人数かつフラットなチームとなります。)
・プロトが終わり、プロジェクトがし継続していく時は、クリエイティブ担当
ディレクターとして参加することになります。
・というわけで、フルタイムもしくはそれに近い形での参加がのぞましい。

■待遇

・フルコミットの場合は、最低月15万以上。交通費負担です。能力経験に応じて相談しましょう。
・プロジェクトが成功すれば、なんらかの形でボーナスつけます。(海賊方式)

自分のクリエイティブ能力で、あっといわせたい、というひと、
分業に飽きて、自分のクリエイティビティをぶつけたい方、
こちらまで履歴書および職務経歴書、A4一枚程度の自己アピールを添えて、
ご連絡いただけると幸いです。
作品おくって大丈夫な方は、ポートフォリオを下記までお願いします。

メール宛先 info@reveal-lab.com (採用担当宛に)
住所
〒113-0033
東京都文京区本郷5丁目24番6号 7F リヴィールラボラトリ 採用担当 まで


というわけで、よろしゅうお願いします。


2006年12月03日

アルマーニをきた天使、プラダを着た悪魔を見に行く。

ふらっと「プラダを着た悪魔」を見にいった。
すごくよかった。

予告編はこれ

大学を卒業し、ジャーナリストをめざしてNYにやってきたアンディ。オシャレに興味のない彼女が、世界中の女性たちが死ぬほど憧れる仕事を手にしてしまった!それは一流ファッション誌"RUNWAY"のカリスマ編集長ミランダ・プリーストリーのアシスタント。しかし、それは今まで何人もの犠牲者を出してきた恐怖のポストだった!ミランダの要求は、悪魔的にハイレベル。朝から晩まで鳴り続けるケイタイと横暴な命令の数々、その上"センス、ゼロ!!"と酷評され、アンディはこの業界が努力とやる気だけでは闘えないことを思い知らされる。キャリアのためとはいえ、私生活はめちゃめちゃ。カレの誕生日は祝えないし、友達にも愛想をつかされる。この会社で、このままでいいの?私って、本当は何をしたいんだっけ?働く女性なら誰でも共感してしまう等身大の悩みを、華やかなファッション業界を舞台にゴージャス&ユーモラスに描いた今年最高のビタミン・ムービー!

以下、箇条書き風に感想。

・アン・ハザウェイは、ださいセーター着てても、オシャレばりばりの業界連中どもよりかわいくみえる。
機関銃もっても、竹槍ちゃんにかなわないとはどういうことや、エミリーそのほかしっかりせい!
・メリルストリープがすごい。ものすごい迫力だ。マディソン郡の橋で田舎の良妻賢母を演じてた人と思えん。
・NYの街に、マドンナの音楽はよくマッチする。
・能力ある子は、たとえ畑違いの業界でも頭角をあらわすものだ。
・ボスの無茶なオーダーについては、できない理由探したり、パワーハラスメントだなんだと騒ぐ前に、
やってみることで自分のキャパシティを広げてみるのがよい。騒ぐのはその後でもおそくないかと。
・私生活と仕事は表裏一体。「私生活の破綻するころでしょ、そろそろプロモーション(昇進)の時期だわね。」という台詞。(横山剣風に)イーね。
・パリは素敵。いってみたい。
・対象に真剣にとりくむと、「あいつは魂を売った」といわれるけど、そんなこと気にしてたらなんにもできない。人も万物も流転する。それでも変わらない所が、本当の自分。
・アンドレアの彼氏役は、「ますだおかだ」のおかだに似ていて気になってしょうがなかった。
・シーンシーンがすごくきれい。BGMとマッチして、あっという間に時間がたつ。(しらなかったけど、
Sex and the Cityつくった監督らしい。さもありなん。)
・というわけで、でてくる服、アクセサリー、かばん、すべてめっちゃくちゃかわいい。
・当然デスクは、Apple製品。
・ミランダの車は、ベンツSクラス。
・(ミランダいわく)「あなたと私は似た者どうしよ、、」、よっぽどのお気に入りだったんだね。。カリスマが、マイチルドレンをつくるには最高のくどき、か。
・女の子版「ウォール街」+働きマン。最後に自分自身のしたかったことにもどること。。。自分の意思ではじめたか、与えられた環境でベストつくすのか、それが(映画的に)男の子と女の子の違い、かな。
・ミランダは、あのときダークサイドに落ちなかった自分をアンドレアの中にみて、にやりとする。
(でも、ダークサイドは人生いたるところにおちているから今後も油断禁物。。)
・今のアメリカは景気がいいなあ。ダウ1万2000ドル越えは伊達じゃない。
・悪魔は、仕事では、ただじゃ転ばない。悪魔が転ぶのは私生活だけ、か。
・高橋がなりは、テリー伊藤に「かまないワニを明日までにつれてこい」といわれる環境のなかで
仕事力をつけた。アンドレアは、ハリーポッターの未刊行原稿を入手せよ、いわれる環境でスーパー仕事人に。
・与えられた環境でくさらずにベストつくしていれば、自分のしたいことに確実に近づく。(そうでない場合もあるだろうけど、そこは映画だから。)へたに小知恵で切り抜けようとすると、嫌われ松子になってしまいそう。。
・(アンドレアに対してミランダいわく)「あなたのきている、その青いセーター、それはセルリアンっていうのよ、それは2001年に、・・・っていうデザイナーがパリコレでつかって、その後・・・をへて、量販店のセーターにも使われている。そのセルリアンというトレンドをきめたのは、私たち。。。ファッションに関係ないあなたが、ファッションの成果をきていることはなんとも皮肉ね。」(うろおぼえにつきご容赦)
ファッションは大切だ。
・でも、服を着なくてもできる素敵なこともある、らしい。

、、、というわけで、絶対にお奨めです。
もう1回みにいきたい映画ではあります。。。

2006年12月01日

得意と不得意

得意と不得意はうらがえしだと最近痛切に感じている。

長いものは短くないし、
重いものは軽くないし、
やわらかいものはかたくない、ということだ。

メールや電話といった、分業のためのツールがあって、
なにごとも早く実現化することがもとめられる今の時代は、
ますます触れ幅が大事だとおもっている。

自分の強みを生かそうっと。

、、、と、再確認の意味でのエントリー。