最近、ビジネスセンス、あるいは事業センスってなにか、を考える機会があった。
(それを考えざるを得ない機会があったってことは、うまくいってないことがある
って言う証左。)
たとえば、みんなで雑談していて、オフィスでたこ焼きつくろうって話になったとする。
で、そのつぎの瞬間に何をするか、っていうのがビジネスセンスの問われる瞬間
なのである。
ビジネスセンスのある人は、まず真っ先に、みんながおいしそうにたこ焼きを食べている
様子を絵に浮かべる。
「テーブルの上には、本格的なたこ焼き機、それをかこんで、楽しそうに談笑しているな、
ちょっと、つかいこんでて油のつやで黒光っているのがいいな、で、
ビールサーバとかあって、ビールみんな、冷えたグラスでのみながら、あ、お酒飲めない人
いるから、たこやきには、うーん、コーラかな、ウーロン茶かな、で、みんな立っていて、
たこ焼きつつきながら、この時間だったら、こういうテレビつけておくといいかな、
つけないほうがいいかな。。」
たこ焼きの具は、大きめがいいかな。こんにゃくとか、豚肉とか、イカてんぷらとか、
そういうのはどうだろう、あるいはチョコレート。たべたらチョコレートはいっていて驚く顔が
みえるな、、。」
、、みたいなことを映像的に考えて、おいしくたこ焼きたべるために、
ひつようなその絵面のパーツを埋めていく、っていうのが組み立てってことなんだと思う。
当然、お金(コスト)と時間的制約もある。おいしいたこがはいらない、とかそういう制約
もあるだろう、そういった制約条件のなかで、よりベターで楽しい時間をすごせるように、
誰が何を買いに言ってていうことを考えて、交渉したり、しながら、すすめていく、っていう
こと、これができるかどうかがビジネスセンスなんだと思う。
これがたこ焼きだったらいいけど、
さらに、きいたことない料理、たとえば、「インカ帝国につたわる幻のほげほげ鍋」、
だったとすると、さらにどんな鍋なのか、それってほんとにおいしいのか、みたいな
検証とか、そういった前フェーズが必要になってくる。
そのときは、どうやって調べるのか、その最初の第一歩がすごーく重要になってくる。
(たこ焼きでも、造ったことない人にとってはそうだろうな。)
ビジネスセンスのある人は、まったく経験のない分野であっても、それなりに
組み立ててくるものだ。
混沌とした中で、第一歩目にどういうスタートを切るか、なのだ。
あるいは、こんな話はどうだろうか。
オフィスで、道楽すきなT社長が突然立ちあがり、おもむろに、
「はい、いまから、沖縄に一番先に着いて泳いだ人、賞金1億円!」
ざわざわ、とした空気がながれたあと、各人はどういう行動をとるか、、。
まずはGoogleに、「本郷三丁目から沖縄」とかいれて、経路探索をするのがほとんど
じゃないだろうか。
沖縄じゃでてこないから、那覇空港とかにしてみた。
で、これでふつうにいくと、たぶん全員同じ便でついて、最後くうこうについてからのダッシュ
の問題になる。
そこで、事業センスのあるやつはどうするか。
いく方法を頭の中でばばばってオプションだしして、それより早くいける方法を考える。
「友達の○○くんは、たしかガルフストリーム持っていたわね。」
で、でんわしてみたり、
もっというと、自衛隊に特別にたのんで、F15Jにのせてもらって、普天間基地にいく、とか。」
で、頭のいいやつだと、ジェット機持っている友達を確保できたら、その瞬間
「ちょっとちょっと、沖縄行きのいい方法ありますぜ、実は友達が
いまジェット機もってましてね。。ね、で、2000万円でのれるっていうんですよ、
、え、なに、賞金って1億じゃないですか。いま2000万円借りても、一番取れたら取り返せ
ますよ」といって、10人座席分うれば、2億。そいつは、沖縄いくより儲かったりするわけだ。
(BtoBって、実はこういう業態だと思う。ゼロサムゲームではない場合はこういう
話ではないけど。)
さらに次の機会、「T社長がいまだれもまだいってない火星にいったら、@@@@億円」
みたいなこと言い出したら、自分で行く方法つくりだしちゃう(研究開発)っていうのも必要になってくる。
開発力や技術の筋がすごくだいじになってくる。また、そのためにお金集める必要もでてくる。(ファイナンスの力。)
(研究開発企業やバイオ企業なんかは、これ。)
、、、と、まあ、やや、大雑把な話だけど、まさにビジネスセンスってこういう話なんだと思う。
それを、難しくいうと 構想力とか洞察力とか、オペレーション能力とか、R&D能力とか、いうんだろうけど。。。
というわけで、いまうまくいってない事業、ちょっとコミットして立て直そうと思った、昼下がり
でした。。