« 2004年10月 | メイン | 2004年12月 »

2004年11月28日

引越し計画の思い出。

しみずさんの引越し考察、みていて、思い出したこと。

前の仕事をしていたときに、事業が順調に拡大しオフィスが手狭になって、引越しを計画したことがありました。ちょうど一年半くらい前です。

まえのカイシャは、子会社でした。

わたしとしては、事業、とくにソフトなものを扱う場合には、組織風土とか、カルチャーをどれだけ最適化できるかがすべてだ、と思っているので、その対外的、対内的な表明として場所は、とっても大切だとおもっております。
そして、子会社では、親会社とちがう、カルチャー・風土でやらないとなりたたない事業をつくっているわけであり、(でなければ事業部にすればよい。)から、場所的にも離れている、でも、協力を仰ぐ場面もあるので(でなければ子会社である意味がない。独立すればよい)、30分以内くらいで行き来できたほうが良い、そういった条件+
自分の思い描くものをつくる雰囲気をだすために、六本木、恵比寿、原宿と最終候補地を決め、物件探しをしました。

で、実際に六本木、恵比寿ともにすごくいい物件がありました。
私のオーナーであり、理解者であるN氏からOKをもらって、そして、いざ、と思ったら、、、、ある方からストップが掛かりました。
そして、顛末として引越しは延期となり、事業部となり、場所は本社ビルとなりました。(その辺の大人の事情はまだ生々しくてかけない。いずれ歴史として語れるときがくれば、非常に良質なケーススタディなので、まとめたいと思っている。)

そんなこともあったなあ、と思い出した、今日このごろでした。

ひさびさに写真うつりがまとも?かも。

昨日の、セミナーの模様がファミ通で記事になっていた。(さっき人に教えてもらった。)

「めずらしく、写真うつり、いいですね。(笑)」だそうだ。
しかし、やはり内海さんは、かっこいいな。ああいう大人になれれば、と思う。

内海さんに早速貴重なアドバイスをもらった。

いま、オフィスの引越しを考えていて(いまは住居タイプのマンション)、物件探しを行っている。今度もなるべくクリエイティビティのある雰囲気をつくりたいので、一軒家タイプや、広めの居住用マンションでさがしていた。でも、同時に迷いがあった。

「だれた雰囲気になるかも。」という懸念だ。

もし、おもいっきりプロフェッショナルな集団だったら、かえって雰囲気をやわらかくなるのだろうけど、若い人間たち、とくにエンジニアやクリエイターだと、だれた雰囲気につながるのでは、という懸念があった。

リスペクトする、キューエンターテインメントのことをご参考にさせていただこうと、その迷いを口にすると、「うちのオフィスをみにきていいよ。」との暖かい言葉をいただいた。

やはり、クリエイターという人種は、マイペースなことがおおいので、雰囲気がプロフェッショナルぽく維持するのは難しい、とのこと。とはいえ、クリエイティブな空気が流れているというのはやわらかいモノを作っている組織としては必須。そのバランスの維持には苦心されているようだ。

というわけで、来週にでもキューエンターテインメントのオフィスを参考に見せていただくことにしました。

2004年11月27日

深夜の密談。

昨日は、セミナー後、前々からのびのびになっていた、CE中嶋さんと深夜ミーティング。体調すごーくよくなかったのですが、このタイミングで話をしておきたかったので、しんどいしんどいいいながら、12時前に新宿へ。

いま、あることをやりたいなと思っていて、その案件にgumonjiのデザインを手がけたカツコさんの知恵をお借りしたくて、セッティングしてもらいました。
私は、gumonjiのデザインに心底ほれ込んでおります。私だけじゃなく、多くの人がそうだと思うけど。)

で、2時間くらいの予定が、結局朝方まで盛り上がって話し込んでしまいました。
おもしろい展開になったらええな。

で、なぜか体調はすこしよくなっていて、ニコニコしながら朝帰ってきました。
とういわけで、今日は一日自宅でゆっくり休もうっと。

ワールドマーケットに向けたゲーム開発セミナー 後記。

昨日は、マイク坂本さん率いる、ユニコンプロダクト様主催の「ワールドマーケットに向けたゲーム開発セミナー」に演者として参加した。

私はともかく、キューエンターテインメントの内海さんユビキタスエンターテインメント清水さん、マイク坂本さんともものすごーく濃い内容のお話だった。この手のセミナーではちょっと記憶にないほど、いい感じだった。

内海さんは、本日はじめてお会いしたのだけど、こんなにかっこいいプロデューサーがいるのか、というほど、かっこよかった。ハリウッドのやり手映画プロデューサーみたいな雰囲気だった。容姿もさることながら、雰囲気がかっこいい。ソニー→ウォートンMBA留学→SCE立ち上げ参加、SCEアメリカ社長→セガ開発執行役員→ディズニーインタラクティブジャパン社長(あの、キングダムハーツのプロデューサー!)、そして、現在はあの水口哲也さんとやっているキューエンターテインメントの社長、という華麗な経歴もさることながら、ビジネスマンとしての経験・ネットワーク、論理的思考展開、異なるカルチャーを理解したコミュニケーション能力、クリエイターへの姿勢、そして、きさくな態度、そのすべてが、お手本となるようなビジネスマンだった。こういう人を生み出す、ソニーという土壌のすごさも感じずにいられなかった。

お話としては、①最初から世界に売ることを意識して、プロジェクト開始当初から関係パーソンを巻き込んでおく(プロジェクトをMy babyだと感じる人間を増やす)、②お金を生み出す仕組みをつくるためには、入り口(アイデアを持ったクリエイター、ユニークなエンジンをもつ開発会社)と出口(パブリッシャーやメディア)のストックをもつ。③クリエイターとは人間的な愛情を根底に交わした上で、意見と人格の違いを徹底して、けんかしないで議論できる土壌を作る
、みたいなのがすごいな、と思った話だった。やはり、数多くのディール経験に裏打ちされていて、説得力があった。

マイク坂本さんのお話では、文化的ギャップを乗り越えてほんやくできたときの快感という話、そして、ユニコンプロダクトさんがゲームローカライズビジネスに乗り出した背景が聞けて、非常に面白かった。

翻訳の会社スタート。→翻訳だけじゃ儲からない。(A41枚何千円という世界)→ウィンドウズ95前夜にソフトウェアのローカライズと、翻訳のローカライズビジネスはじめる、、大当たり。→日本ではユニークだけど、海外には結構ある業態であることに不満→
コンシューマゲームのローカライズやっていることころはない、これだったら世界的に勝てる。
→ソフトウェアの言語ローカライズ、音声吹き替え、バグをフィックス、マスターアップまでトータルにやることで強力な付加価値を獲得し、案件が舞い込んでいる。

という、坂本社長の事業家としてのセンス、喜ばれてなんぼ、という事業哲学を勉強させてもれった。

清水さんのお話は、ゲームに限らず、「世界に向けて日本(人)として、どう存在感をだせばよいか」という話だった。清水節炸裂で、さすが、でございました。

日本人の優位性を使った分野で、海外から資金調達して、世界向けにゲーム作る、という手法を実践しているのはさすが、、、でございます。
日本人がもつ、クールさ、(自動車のデザインスタジオはほとんど日本人が、チーフデザイナーらしい。ピニンファリーナに在籍した日本人チーフデザイナーの奥山清行氏は、有名だし、アイロボットの中にでてくる、アウディのデザイナー和田智氏も有名。日本人はクオリア感性が高い、というのも本当のような気がしてしまう。。)をうまくアピールして世界に出て行こう、というところには全く持って同感です。

で、銀河七海物語、の話。12月1日が相当楽しみだ。

その後の懇親会では、多くの方と意見交換ができ、今後おもしろいことができそうな、様々な出会いがありました。

会場のベルクラシック大塚は、ものすごーく綺麗で、しかも和室の控え室まであって、懇親会のブッフェスタイルの食事も予想外!においしくびっくりしました。

というわけで、ユニコン坂本様、UE清水さんはじめとして関係者の皆様、ほんとうにありがとうございました。

2004年11月23日

パンゲア 特別シンポジウムに参加した。

月曜日に、青山で、パンゲア特別シンポジウムに参加した。
パンゲアというのは、世界の子供たちに、ネット上でユニバーサルプレイグラウンドを提供して、コミュニケーションを促進することで、平和を実現するためのメソッドやツールを生み出す、研究開発型NPO、だ。友達が副理事長をやっていて、面白そうなので首を突っ込ませてもらっている。そういえば、
まえに、ワークショップに参加したこともある。

パンゲアは、やっていることの活動がら(平和になって困る人はほとんどいないだろう。)非常に幅広い分野から支持されていて、その人たちとお話できるのも非常に刺激ありまくりだった。会場には、尊敬する藤末先生も本日ご出席されていた。彼はパンゲアの設立者の一人blogで西和彦さんの講演についても言及されているので、参考までに。
で、私が本日もっとも驚いたのは、西和彦さんとの対話。

西さんに今私がやろうとしていることについて、少し話すと、「ああ、その技術は知っているよ。それは、@@@できれば、世界一になれるよ。」と一言目に言われた。

このおっさんは、なんて勘所をつかむのが早いんだ、と驚かされた。こういうのが「天才 西」とよばれた所以なのだろうと、一人納得していた。

実は、西さんには、大学生の時にお会いしたことがあって、そのときの話をすると、鮮明におぼえておられていて、「うん、ベンチャーとは何か、みたいな話、したよね。」ということをおっしゃられた。
「ベンチャーとは、自分たちが特定分野で世界一であるとの確信のもと、、好きな対象を寝るのも忘れて集中し、」、、、ここまでは昨日かいたとおり、でも、忘れていることがあった。
「それで、良く休むこと。」、それが続ける秘訣で、成功の秘訣だとおっしゃっていた。
必ず、そして、3日に一回は夕方から遊びなさい、週に一回は完全にぼうっとする日をとりなさい、それが続ける秘密だよ、と強く勧められた。

その他もいじめをなくす方法を教えてくれた。(いま、須磨学園で学園長されていて、実際に実施しているらしい。)

西さんの学園では、いじめられたら、いじめられた者が自己申告し、いじめた側の人間は、その人から「許す」の手紙をもらわないと学校にいられないようにする、ということを徹底してやっていて、実際いじめはほぼなくなったらしい。

、、、、というわけで、今後もパンゲアについてできることあったらお手伝いしようとおもった一日でした。

2004年11月22日

私は、なぜ零細企業の経営者を自認しているか。

昨日のエントリーについて、尊敬する、四畳半社長こと、清水亮さん(FOMA901iでリリースする銀河七海物語、プレイするのが今から楽しみ。。。)、そして、畏友、ひろさんからT/Bがあり、きちんと本質をみて各分野で一生懸命やっている人はやはり同じ思いをもつのか、と確信を少し深めました。
(ちなみに、ひろさんは高校同級生。いまは原子力のエンジニアです。
MLで、日本を本当に支えているのは、数多くある中小企業であり、社会に貢献しているつもりになりたい人は大企業に、本当に社会に貢献したい人は中小企業に、という挑発的なフレーズを読んで以来、ファンになりました。)

すごいと思う人は、自分でしたいことして充実してます、っていうより、ある分野と偶然邂逅して、「私がやらないと仕方がない、やるべき運命にある」みたいな奇妙な自覚を持って仕事している人が多い気がします。

その結果、起業だ自己表現だ自己実現だ言うことはないのだと思います。

起業という言葉がきらいなのと同時に、昔から「ベンチャー関係の」とか、「ベンチャー経営者」です、としょうかいされるたびに、「いえ、零細企業やってます」といつも訂正していました。

大学生のころ、小金儲けをしていた私は、大学の先生に、さまざまな形で応援してもらってました。そう、いまは参議院議員になった、藤末健三先生です。当時は通産省で産業競争力政策を策定するかたわら、助教授として大学で産業政策について教えておられました。

いちど、先生のゼミの学生たちと一緒に、当時アスキーの顧問をしていた、西和彦さんのところへ遊びに言ったことがあります。

そのとき、西さんはベンチャーとは何か、ということについておもむろに語ってくれた。
(靴下ぬいで、リラックスした状態だった、西伝説を見る思いだった。)
「自分たちがある分野で世界一だという仮説と確信のもと、レーザービームのごとき集中力で世界を獲りに行く」試み、こそベンチャーだ、と明確に言っておられた。

それ以前から、大学生ながらドラフター中古販売したり、ケータイ電話うったり、アウトレットのブランドものうったり、ソフト開発受託やったり、小金儲けしていた私は、断じてベンチャーでない、私は小金儲けのへっぽこ商人だ、と自覚してましたが、そのとき明確に、ああ、ベンチャーって並大抵じゃないな、と思い、そこで修行することを心に誓いました。

そのとき考えたことは、以下のとおり。
①シリコンバレーだハイテクだ、なんだといっているけど、ふざけるな、日本人にも頭いい奴はいっぱいいる、技術持っている奴もいっぱいいる。日本であろうと、アフリカであろうと、頭いい奴はいるんだよー、だ。シリコンバレー崇拝、MBA崇拝の輩どもに一泡ふかせたい、と思った。(そういえば、そのころ藤末先生にシリコンバレーの企業見学連れて行ってもらって、その思いを強めた。)
②でも、なんとなーく、日本人はつつましく、ミーハーでないので、その見せ方、売り方、仕掛け方、つまり、ビジネスサイドで支える人間が圧倒的に不足している。ようするに、三百代言が不足している、ということだ。
③生粋の、歴史大好きのローテク人間である私のポジショニングは、そこを埋めにいくことでやろう、幸い、知的好奇心と才能を愛する心、そして誰にも負けない闘争心はすごく、ありそうだ。
④ビジネスとテクノロジー同時に勉強すると、どっちも中途半端にしか身につかない。自分がすごーくきょうみあって好きなローテク産業(物売りとか食べものやとか)をえらんで、そっち側の「変数」を固定して、ビジネスの仕組みをしっかり勉強しよう、
⑤というわけで、まずビジネスについてしっかりと経験つもう、そのために学べるところは、、、なになに、戦略コンサルがいいのかな、あった、ウィルキャピタルマネジメント、だ。マッキンゼー出身のおっちゃんらがたんに能書きだけでなく、すごーく地に足着いて、泥にまみれることをおそれずに商売感覚まるだしでやっている。弟子入りして、挫折しまくりながら、学んだ。
⑥よーし、頭で学んだ、あとは細胞にしみこませないと。そのとき、いちばん細胞レベルでビジネスを理解するとはどういうことか、教えてくれる人がいた。前の会社の社長だ。(私のビジネスの父、だ。)さそわれて、(ちょっとまよったけど)弟子入りした。

、、、、という選択をしてきた。

いま、そしていま、あるきっかけで出会ったサイエンスのバックグランドをもった研究者たちと一緒にビジネスをし始めている。(彼らとの出会ったのは学生の時から、もうかなり長くなる。それはそれで面白いんだけど、、、それはまた別の機会にblogへ書こうと思う。)

ブルーバックス大好きだった私は、いわば生きたブルーバックスに囲まれて仕事できるという恵まれた環境にいるわけだ。

そして、最近、ひょっとしたらベンチャー企業を名乗ってもいいかも、と思うような技術との出会いがあった。(錯覚かもしれない。)

その出会いが確信だと思えるまでは、零細企業の経営者を自認していこうと思う。

2004年11月21日

私は、なぜ起業という言葉が好きでないのか。

私は、日ごろの行動柄、「起業されたんですね。」とか「起業家」だとか言われることがある。

私は、この「起業家」という言葉は、好きでない。
もちろん、言葉の定義とか語感は人それぞれ持っているものなので、ぜーったい、起業家と呼ばないで、とは思わない。そうよばれることで得するときは節操なくつかう。私は思想家でもなく、この世を生きるリアリストだから。

会社を設立するというのは、そんなに偉大なことなのだろうか。
私はまったくそう思わない。
偉大なのは、事業をつくることであり、事業をはじめることやたちあがることではないのだ。

起業というのは、自分の側にイニシアチブがあるような言葉だ。
われ、業を起こす、なわけで。
そこには、どうしても「自己実現」とか「自己表現」みたいなニュアンスを感じる。

別に、自己実現や自己表現自体が悪いわけでない。
でも、自由にいきようとするだけで、評価する姿勢は明らかに間違っていると思う。
それは往々にして、自分勝手や社会不適応につながることが多い。
自由に生きたい人は、ひっそりと自由にすればいいだけだから。それだけで社会に貢献したり、インパクトを与えることはないし、そんなことを助長しても仕方がないと思う。

渋谷のハチ公で、あるパフォーマーを見たことがある。
20代くらいの女の人だった。
黒い全身タイツで、ところどころ穴をあけてある。
そして、ときに両手をぐるんぐるまわし、とびはね、まあ、ダンスっぽいことを裸足でしていた。

私は、それをみて、不快感を通り越して、憎悪を感じずにいられなかった。

多分、彼女は自己実現というものをしていたのだと思う。
しかし、その表現には、なんの美しさも、感情を揺さぶるものもなかった。
私が不快になったのは、往来する人の波をまったく気にせずに自分の世界にひたりきっているところだった。そして、そこに感じた、ねじれた形での「私を見て」という無言の訴えに
大して、激しく憎悪した。

こういうのを、表現とか、パフォーマンスと勘違いしている人もいるかもしれない。
私は、絶対に違うと思う。これをみとめると、裸で走り回る酔っ払いや、落書き(スプレーでしゅーっていうやつ)、ウィルス送りつけている奴、スパムやさんもおんなじだ。

自分が本当に伝えたいことがあるならば、それを伝えたい受け手に対して、伝わるように工夫しなければならない。それは不特定多数の人に対しても、特定の好きな人に対しても、お客さんに対しても、そうだ。(テロリストは、行為そのものは最低だし絶対に許せないけど、すくなくともだれにどう恐怖を伝えるか、設計はしている。)

ダンスとして伝えるならば、正確な表現形式があるはずだ。
ダンスでなくてもいい。
伝える手段はいろいろあると思う。長渕剛は、最近ライブの最中腕立て伏せ100回が恒例らしいが、そんなんでもいい。

ようするに、伝えたい対象もわからず、技術もない人間が、少なくとも往来にたつな、と思う。
自宅でもカラオケボックスでもレンタルスペースでも深夜の公園でもいいから、そういうところでしてくれ、ということだ。もしくは、伝わりそうな人がいるところ、自分で作るなりして。。。

ちなみに、私はストリートパフォーマーは好きで、3,4年前渋谷で毎日曜日の夜やっていたコント「がっぽり建設」とか、山下公園でやっている、チェーンソー使う、外国人ジャグラー2人組(ゴム手袋かぶって鼻呼吸で膨らます「チキンマン」「やってて良かった公文式」ていうギャグいう外国人、といえば、わかる人いるかな?)は、好きでした。

、、、とだいぶ脱線したけど、blogだからいいでしょう。

そう、偉大なのは、立ち上がることではない。
それは手段に過ぎない。ましてや、立ち上がるだけだと、迷惑なだけだったりすることもあるのだ。
重要なのは、お客さんをつくろうとすること、そして実際につくることなのだ。

お客さんを想定し、それにどうコミュニケートすればいいか、それを慎重に考えて設計することこそが重要なのだ。
クリエイターであれば、お客さんが自分(たちじしん)であってもよい。自分たちみたいな人がいっぱいいると思えば、それは十分に事業をつくろうとしていることになりうる。

お客さんをつくれるんだったら、その事業主体なんか本当は関係ない。それはやりやすい形、個人としての欲求とかを勘案して資本構成なり組織構成を設計すればいい話だ。(たいてい、あたらしいものは既存組織ではいろんな意味でやりにくいので、必然的に新会社つくることがおおかろう。私もやはりそうだ。)

そして、事業という以上、お客さんからの感謝は原則として日銀券で払われなくてはならない。(そのうち、PICSYでもOKかも。)

、、、とつらつら書いてきたけど、「起業」っていうのは、たんにはじめました、だけの語感なので不満なのだ。すごーく自意識を感じるから。そういう自意識はせめてblogに書く程度にとどめて欲しい。

だから、事業家とか、企業家みたいな言葉遣いのほうが好きだし、そうなりたいと思う。

という私自身は、まだまだハナタレ小僧だから、一生懸命やろうっと。
あ、ちなみに、何か新しいことやろうという意志持っている人は、個人的にすごく好きです。
いっしょにがんばって正確で希少な技術を獲得して行きましょう。

2004年11月20日

大手エレクトロニクスメーカー、師匠、独立行政法人、英語教育ソフトウェア、検索エンジン開発者、、、今週もいろいろあった。

今週一週間もやっと一息。。。いま、六本木つたやで恒例の立ち読み(居心地いい椅子あるので、すわり読みか。

月曜日
某外資系金融機関の女性社員とよるお茶。おもしろいことしようとずっと考えている人のようで、、いろいろとネットワーク持っていて、その中に高校時代の先輩(経済産業省の人)がいたりして、びっくり。ああ、世の中せまい、というか、自分の行動範囲はせまいなあ、と。
調子に乗って、いま考えている事業展開について話してみたところ、面白がって聞いてくれてました。(ほんとかな?)その外資系金融機関は、いまとある件で営業停止になっていて、そういう内輪話も聞かせてもらったりして貴重。

火曜日
某大手通信系エレクトロニクスメーカーの本社訪問。インターフェース入力まわりの新技術について、ブレスト、ディスカッション。非常に面白い技術。デモもいろいろ見せてもらえた。これをつかった面白げなコンテンツを数個思いつく。やっぱり日本の大手企業の技術はすごい。こういうのを面白おかしく使えればほんとすごいブレイクスルーあると思うんだけど。ニンテンドーDSもタッチパネル、さわったとき、斬新だったけど、あれもたんにPDAで当たり前のペン入力を遊びに使った、というだけ。枯れた技術の水平思考 by 横井軍平先生、ましてや新技術使えば、すごいことできるのに。(除く製造原価の問題。) 

夜は、ウィルキャピタルマネジメント時代の師匠夫妻と銀座でごはん。師匠とあうと、やはりいまだに緊張する。予想通り面白いこと手がけてられているようで、いっしょにしごとできるかも、という案件が数個ありました。師匠にはほんと迷惑かけまくり、心配かけまくり、おせわになりまくり、で、そのついでにもっともっとお世話になりまくろう、と思う。
で、その席で、宇宙関連ビジネスでキャッチなーことを教えてもらう。そのおかげで、その日は秘密基地にもどって、急遽企画書かくことに。若い衆も夜中にもかかわらあず、動因。前の日あんまり寝ていないのでつらいけど、躍動感でどんどん頭が動く。結局書き上げたのは朝7時。。。

水曜日

昨晩書き上げた企画書もって、某独立行政法人へプレゼンテーションへ。
入るなり、いきなり「本日技術わかる人がいなくて、、」と。がーん。昨晩の努力は。。
ここでO社長が「いまこの場で田中がもうひとつの企画書かきますんで。。。」
急遽その場で一時間ほどもらい、企画書をコンテンツバージョンっぽく書き換える。
いやあ、こういうスピード感、この躍動感は嫌いでない。

夜は、某巨大エレクトロニクスメーカー(昨日とは別)の方々とわがエンジニア精鋭軍団とともに飲む。
大きい会社にも、こんな面白い人たちがいるのか、と感動!しかも、そのおもしろい人たちが事業部のキーマンたちだったりする。やっぱまだまだ携帯電話業界は面白いことありそうだ。
携帯電話黎明期の裏話(カラー液晶は俺たちがいれたんだぜ、)とか、ケータイOSの裏仕様とか、、、。そんな話はじめてきいたよ。おいおい、みたいなの満載でとても面白かった。というわけで、なにか面白いこと一緒にしましょうという話になりました。

そのあとは、本日昼の企画書を朝まで修正。

木曜日

某社の英語教育パッケージソフトについての企画会議にアドバイザーとして参加。最近伸びているマーケットらしい。PCのパッケージソフトって、ソースネクストさんはじめとしていますごく伸びている。価格低下が最大のインパクト、なのかな。
私だったらまずどこから手をつけるか、みたいな話をして、ブレスト。うっすらと勝ち筋が浮かび上がった気がするのでそれを次のミーティングまでに検証しとこうっと。教育×エンターテインメント分野は非常に関心ある領域なので、一生懸命やろうっと。(いつも一生懸命ですけど。)

夜は、尊敬するCE中嶋さん からのお誘いで、高名な検索エンジン開発者の方と渋谷にて飲む。
「情報をさがす→情報は人が書くので結局だれが何を考えているのか探す→人と情報、そして、人と人の出会いを演出する道具としての検索エンジンづくり、という開発哲学を聞く。
検索エンジンは、いまほんとに面白い。Googleの次のブレイクスルーは、きっとあるはずだ。(Google自身もいつのまにか、ウェブ上の帝国を築きはじめているけど)
その席で検索エンジン屋さんに「銃、病原菌、鉄」という本を教えてもらう。なぜ同じく生まれた人類に、文明の差や文化の差が生まれたか、その根本的なキードライバーを探求したら、、、みたいな話だそうだ。かえって早速アマゾンで購入しました。

金曜日

本日は終日自宅にて事務作業、、、。

あー、睡眠不足だったけど、めちゃめちゃ脳みそを揺さぶられた一週間でした。

2004年11月15日

お茶会にいってきた。

土曜日は、Tea for Bizなるお茶会に出席した。
戦略コンサルティング会社に勤める畏友が主催している。
もう、60回目近くになる。

社会人になって時間がないことを見越して、月に一度親しい人たちとゆっくりできる時間をつくっておこうとして、始まったお茶会だ。
ゼロ回目から参加している。当時は7人ほどだった。

とはいえ、何の目的もなく、中国茶を飲みながら、のんびりとすごす、というだけの会だ。めちゃくちゃおいしい中国茶がのめる。

最近は、人数もすごく増えていて(この間は40人もいた)ゆったりというよりは、にぎやかなお茶会になってきた。そして、さまざまな人がいるので新鮮なお話を聞けることが多い。統合した銀行の雰囲気とか、高級輸入家具屋さんの話とか。

というわけで、年間3割の出席率を目標にこれからもいこうっと。。

ちなみに、開催されている茶楽は、駅から歩いて一分とはおもえない、不思議な空間です。

2004年11月10日

元小学校、今ベンチャー支援施設。

本日、さる案件でお世話になっている某技術系ベンチャー企業の方を一同で訪問した。

地図をみて、歩いていくと、あるはずの場所は、思いっきり小学校が建っている。。。
グラウンドまである。

間違えたかな、と思って看板みたら、やっぱりその建物。。。

その建物は、ちょっと前まで小学校として使っていた建物を、改装してつくった創業支援施設でした。
というわけで、黒板はあるし、トイレは小学校ぽかったり、結構新鮮でした。

少子化になって、あまった校舎を、雇用を創出するであろうベンチャービジネスに割り当てる、世の中の大きな流れを感じさせられる一日でした。(もちろん、話自体もものすごく刺激的でした。)

2004年11月07日

弊社のロボット看板娘 クララ 初蹴り&初武装

弊社のロボ娘、クララ(正式には、Klara、さいきんClaraから改名しました。)が本日片足たち蹴りしました。動画で見せたい。。。このblogは動画うpできるのだっけ>管理者

&いよいよ、念願の武装も!12月のサバイバルゲームデビューに向けて、いよいよBB弾で火を噴くか、クララ。

先日、あるところで、ロボット工学のえらい先生とお話する機会があったのですが、「ロボットと人間の共生」としきりにおっしゃっていたので、サバイバルゲーム用ロボなんて口に出せずじまいになってしまいました。。。w スポーツとして、遊びとして、そういうのを一緒に楽しむって言うのは究極の共生だとおもうんだけど。子供も戦争ごっこやガンダムごっこ好きだしなw)

というわけで、本日の一枚は、ロボ娘クララの勇ましい姿、です。
klara armored.jpg

2004年11月05日

人生初 福島へ。

本日は、某プロジェクトのため、福島へ。
初めて降り立つ土地だった。

福島にきて、すごい発見をした。
町を歩くと、すぐに私の下の妹そっくりの女性が見つかるのだ。
一重まぶたで、色白で、丸顔の。
というわけで、妹に電話をした。忙しい妹は、当然出てくれなかった。(悲
ちなみに、私の血縁で東北方面は把握する限りいませんでした。

今後東北に行く機会が増えそうなので、各県の「妹そっくり出現率」をカウントしよう。

ロナウジーニョ

昨晩、遅くに自宅へ戻って、テレビをつけたら、
ACミランとバルセロナの試合がやっていた。

ロナウジーニョが出ているとあって、次の日朝早くて寝ようとおもってが予定変更で見てしまった。

すごかった。

バルサのホームであるカンプ・ノウで行われていたこともあってか、試合はバルセロナが細かいパスをつないでミラン陣内にいる一方、ワンチャンスのカウンターで、シェフチェンコが攻める、みたいな両チームとも、自分のペース、という締まった展開だった。

バルセロナが必死で攻めるも、ミランの鉄壁のディフェンスの前で、ああ、同点かと、終了間際、ロナウジーニョがシュートを決めた。

ペナルティーエリア正面付近でパスもらって、得意の、片足で切り返すフェイントで、右にいくとみせて、左真横にものすごいはやさで移動してスペースをつくり、左足で、ずどん。
ゴール左上に突き刺さっていた。

フェイント、切り替え後のスピード、シュート時の体の軸の回転、シュートスピード。
すべてが圧倒的なプレイだった。
ひさびさに、サッカー見ていて絶叫してしまった。(隣の人、ごめんなさい。)

というわけで、ロナウジーニョは、ほんとにすごい。こういうのをタレントというのだろう。
そのトリッキーな顔も含めて、大ファンです。

ちなみに、私がビジネスにおいて意識しているロールは、オランダ代表の、エドガー・ダーヴィッツです。
チャンスの芽を作り出し、決定的場面をつくられないようピンチの芽を防ぎ、個人技・突破力・シュート力もある。なによりも、運動量。(本来のんびりした私にとってここが一番見習うべきところ)

2004年11月03日

ロボット関連セミナー&神田の古本街へ。

本日は、ロボット分野のアドバイザーをしてもらっている女の子から紹介してもらった、「ヒューマノイド技術最前線」なるセミナーに参加した。
本田のASIMO,ソニーのQRIO,産業総合研究所のHRP2のチームが一同介してお話してくれるという、非常に贅沢なイベント。。。

三社とも、いまの進化の方向性としては、感覚情報をフィードバックして、リアルタイムで姿勢制御をする、その精度をいかにあげるか、というこことに向かっていることを再確認した。

面白かったのは、産業総合研究所の人が言っていた実用化へのロードマップの話。
教育・エンターテインメント→単純労働→危険物処理などのやや高度な労働→家庭内メイド
という順番で、いま単純労働で活用できる分野を真剣に探しているらしい。
トンネル掘りや、橋梁工事など、候補に上がっているが、採算の関係で実用化はまだ難しいようだ。(トンネルの掘削機が使い捨てだというのを始めて知った。。。)

人型である必然性は、人間用に設計されたものや場所に適応しやすいから、ということらしいのだが、やや説得力がないような。。。

実用化という観点で、かなりきちんとかんがえていることに驚いた。
たとえば、本田が目指している、500万円でメイドロボットができた場合、5年償却として年間100万円。ということは月約10万円。10万円だせば、ダスキンや家政婦さんで結構なことしてもらえる、それに勝てるのか、という話をされていた。

いま世界で一番普及しているロボットは、roombaでアメリカで100万台以上売れている。
これは、298ドルでかえる。ロボットの世界で価格と機能的提供価値(ファンクショナルバリュー)の見合いが取れたはじめての例として、ロボット業界では認識されているようだ。。。

その後、神保町の古本まつりへ
思わずたくさん本を買い込んでしまう。
「遊女の生活」
「海軍経営者 山本権兵衛」
「江戸艶本ベストセラー」
「お笑い日本の防衛戦略」
「デジタルオーディオの謎を解く。」

いま、こういうことに興味があるのか、と自分のことがわかった。

2004年11月02日

前エントリー「生命」へのコメントありがとございます。

まえのエントリーでコメントをいただきました。
やっぱり頭のいい友人がいるのはこの上ない喜びです。

健さんのアドバイスにもとづき、ちょこっと調べてみました。
金子邦彦さん、複雑系、か。一時期ミーハー的にはやって、ソニー出井CEOも「複雑系の経営」を主張していたような覚えがある。定義はよくわからんけどw。出井さんは、めちゃくちゃ雰囲気がかっこいいので、尊敬しています。(経営者にとって非常に貴重な資質だと思います。)

人間の思考は、とくに説明の時には時系列に一つ一つしかせつめいできないので、
脳仕様というより、自然言語構造に依存してしか、理解できない、ということなのかな、と
ちょっと投げっぱなしにしてみます。。blogだからええやろ。。