ひさびさのエントリーなので、今週のトピックを簡単に。。。
①T社新人研修
T社の新人研修にて、携帯電話やネットワークゲーム開発の講義と、ワークショップをした。
T社の研修はゲーム業界一厳しいことで有名で、ひたすら開発に必要なスキルの授業、テスト、そしてしごきに近い2ヶ月をすごす。そのことが開発者として伸びることに意味があるかどうかは疑問だが、社会人への通過儀礼としてはそれなりに機能を果たしているのはまちがいない。
我々開発チームにとって、合同新人研修での講義がもつ本当の意味合いは、「人さらい」にある。研修後各部署に配属されるわけだが、優秀な新人の心をつかむ場でもある。
とくに、社内的に新規部隊であり、戦力の補強が必要であり、また、パッケージ開発を夢見ている新人たちへ携帯やネットワークへ興味を持たせる最初で最後の機会でもある。そこで我々は簡単な3つのメッセージを講義通して伝わるよう、内容を設計した。
①我々とならオリジナルゲームをつくれる、クリエイティビティを発揮できる。
②実際の仕事現場の空気を持ってくる(楽しく仕事している実態を伝える。)
③携帯やネットワークゲームは、パッケージにくらべてしょぼくない。
ワークショップにおいては、いま実際に我々が開発中のゲーム企画の企画書を配り、各班ごとにそもそもおもしろいかどうか、どうすればおもしろくできるかを開発者の視点から考えさせ、プロデューサー(私)とディレクターが実際に現場でやっているよう意見し、作業を指示する、というやりとりを再現する、ということをしてみた。
これによって、上の①~③がうそなくきちんと伝わるという算段だ。
その効果は抜群で、それまでのTLab.の知名度の低さがうそのように、ぜひ来たいという人間が殺到していた。マーケティングパワー炸裂である。
そして、副産物として、プロジェクトにとって有益なフィードバックを得ることが出来、仕様実装することにした。
また、今回の研修プログラムを作成するにあたり、実際にゲーム業界が抱えている問題を、あらためて再確認することになった。問題点を抉り出すのは次の機会に。その点をみきっている以上は、オーナーの理解を得られない今の状況でも、ある程度の成功はもたらすことができるはずだと、思い、研修を終えました。まる一日の研修は疲れましたが、楽しく有意義な時間でした。
②スウェーデンのゲーム雑誌編集者との会食
元電通Aくんの友人で、スウェーデンでゲーム雑誌編集をしているKさんを紹介してもらう。
Kさんは、日本人だが、元パチプロで、レバノンに2年すんでたり、と非常に面白い人物。
彼からの話も非常におもしろかったが、見せてもらった写真のレバノン人、スウェーデン人の友達がかわいいことかわいいこと。しかも、レバノンは男尊女卑(アラブ圏一般の傾向)なので、日本人は相対的にめちゃやさしく、お金持ち、ということになるそうで。。。
いやあ、うらやましい。。。
③携帯ゲーム大手幹部と会食
携帯ゲーム大手幹部と会食。
開発オペレーションのてぎわのよさに、同じ路線で戦うのは難しいと改めて実感。
最近進めている、開発方針の変更はまちがっていないことを再確認。ただ、それで勝てるかどうかは運次第。。。それにしても、接待するのにはなれないなあ。してもらうのは得意だけど。w。
④ringoさんのところへ参上
ringoさんのところへ別件で参上。toshi,adachinの話に脳みそ刺激されまくり。ネット・リバブルの機運あり。(実体伴えば最高!)それにしても、ここは、テクノロジーとアイデアの玩具箱状態。毎週一回は通いつめよう。
⑤新人加入
CGの新人が配属された。鉄はあついうちにうて、というので、当分彼らへの教育で時間取られそう。2人とも可能性を感じさせるので頼もしい限り。きちんと潜在能力を見切って育てて上げれたらと思います。
と、つらつらかいたが、疲れたのでここで1段落しまーす。
では。
ああ、最後。
「映画の構造分析」この本いまよんでいるけど、面白い。映画を現代思想というツールで批評するという、のではなく、現代思想を映画、しかもハリウッドメジャー映画の物語分析を通じて解説しようという野心的な試み。いやあ、面白い。もちろん、強引な部分もなくはないが、そこは野心的な試みゆえゆるしましょう、という感。