2006年01月16日

アマデウス

映画「アマデウス」(1984)を見た。25時くらいに帰った兄に付き合って、ほとんど終盤だったのに、最初から見直してくれた弟に感謝。

アマデウスは、「天才の中の天才」モーツァルトを、その同時代を生きたサリオリという宮廷作曲家の目で描いた映画である。モーツァルトの音楽とシンクロして流れる映像に、つい引き込まれてしまう。そんな作品である。

■サリオリの嫉妬と友情

サリオリは、作曲家としてモーツァルトを認めながら、その低俗さに怒り、嫉妬、を感じ、でも最後には友情を抱く。
いや、不真面目な天才には正直むかつくもんねぇ。よくわかる。よくわかりますよぉ!天才って憎たらしい!でも、認めざるをえない。でも認めたくないっ!よくわかる!!!

■夫依存症な奥さん、コンスタンツィ

意外とハマってしまったのが、モーツァルトの奥さんのコンツタンツィ。
何の能もないのに、夫を愛し、夫の才能を信じ、夫のためにあらゆる努力をし、「未来の金」より「今の金」にこだわり、夫の稼ぎに依存する。そんな女。はっきり言って、”吐き気のする
”ような女ですが、「かわいい!」とおもってしまう。いや、最高の笑顔に男は弱いんですよねぇ・・・

正直この「アマデウス」の主題のひとつは、「夫に頼り、信じ、共に生きていく女」のではないかなと思う。それくらい存在感のあるキャラクターでした。


■なによりも音楽

中世の言葉のなかで「Music(みゅーじっく)」ってすごい特別な響きがあるな。と素朴に思った。

なにげないシーンもモーツァルトの音楽とシンクロして流れるとすごいエネルギーを持ってしまう。正直、人生のなかで、ずっと音楽の重要性を軽視してきたのですが、最近映画で、「シカゴ」「ムーランルージュ」、そしてこの「アマデウス」で、音楽と演出が調和したときの力を改めて認識しました。ずっと、「視覚」に最適化されてきた自分の脳ミソをリフレッシュするよい機会になりました。

それにしても、モーツァルトが「アメリカ人」っぽい、ジェスチャーでしゃべるのは、やめれという感じだった。有名な俳優はでていないが、みんな味のある演技をしてくれるいい作品だった。(特にサリエリとドイツ皇帝と奥さんがよい)

投稿者 makoto : 2006年01月16日 06:30 | トラックバック
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